伊賀の平野を一望、地域の安心・安全を願う 曹洞宗 猷悦山 長徳寺

長徳寺について

長徳寺について

長徳寺の歴史

草創は不詳ですが、お寺の古い記述によると萬治三年(1660年頃・江戸時代)からの記録があり、 この頃には長徳寺としてお寺が機能していました。 当時の監住で礼牛和尚からの記録によると、濤雲和尚(極楽寺)、良道和尚(普門寺)、 大應大和尚(法善寺)、月波和尚(地蔵寺)、良運和尚(普門寺)がしばらく監住し、 その間に、海天和尚、良珠和尚と當山(当寺)を守り、長徳寺御開山  月堂素白大和尚(本寺 広禅寺第 世住職)を向かい入れ 二代目に良運和尚が引き継いできました。 多くの監住和尚と地域の方々の想いと協力により、この長徳寺の法灯を絶やさず、 11代目の現在まで灯し続けています。 お寺の老朽化が激しく、平成6年12月に11代目の住職が就任し、翌年には全山改修の話に。 平成10年12月19日に旧お寺から新本堂へご本尊移転法要をへて、平成11年3月9日に 全山落慶・晋山法要を厳修しました。 伊賀の平野を一望に見渡せる立地条件で聖観音立像・六地蔵様を境内に安置し、 お詣りの皆様をお迎えしています。

長徳寺山門長徳寺魔除け

長徳寺の境内案内

聖観音立像(しょうかんのんりゅうぞう)

聖観音立像(しょうかんのんりつぞう)

別名、観音菩薩(かんのんぼさつ)とも呼ばれ、人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済する、 という意味からこの名が付けられ日本でも多く信仰されました。

【ご利益】
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、極楽往生などとても幅広いご利益があります。

六地蔵

六地蔵

六道において衆生(しゅじょう)の苦しみを救うという六種の地蔵。
仏教の世界では、すべての生き物が終生を迎えた時に、 6つの世界(=六道の世界)に生まれ変わりを果たすと考えられています。
六道の世界とは、 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上を指し、 現世での行いによってどこに生まれ変わるかが決まります。

【六道の世界とその世界に存在する 地蔵尊の役割】

  • 地獄の世界は、六つの世界でも一番苦しみが多い世界です。 ここには 壇陀地蔵がいて、右手に持つ錫杖によって煩悩を払ってくれます。
  • 餓鬼の世界は、嫉妬や欲望の塊がある世界です。 この世界には 宝珠地蔵がいて、願いを授与してくれます。
  • 畜生の世界は、弱肉強食で殺傷が行われる世界です。 この世界には 宝印地蔵がいて、右手に如意や宝印を持ち人々に 信仰心を教えてくれます。
  • 修羅の世界は、怒りに我を忘れて戦いを繰り返す世界です。 この世界には 持地地蔵がいて、右手に経箱を持ち智慧を教えてくれます。
  • 人間の世界は、生病老死の四苦八苦がある世界です。 この世界の 除蓋障地蔵は、恐怖心を取り除き、安らぎを与えてくれます。
  • 天上の世界は、人間の世界よりも楽が多く苦が少ない世界です。 この世界の 日光地蔵は、経巻や経本を持っていて仏の心理の言葉を表してくれます。

お電話・メールにてお気軽にご相談ください。

●電話によるご相談
0595-47-0671
受付時間 9:00~17:00
※法要等で出られない場合もございます。
あらかじめご了承ください。
●WEBからのご相談
相談・資料請求する
24時間受付可 ※折り返しご連絡を差し上げます。